ハーブと聞くと、おしゃれな西洋料理に添えられているイメージがあって、普段の生活に取り入れている人というのはまだまだ少ないかもしれません。
ハーブを使った料理には少し癖があったりして苦手な人もいるかもしれませんね。
しかしハーブは自然の植物の中で薬として効き目のある薬草なのです。
単に「香りの強い草」ではないのです。
これらハーブはストレス解消だけでなく、便秘解消法としても効果があります。
便秘解消法としてハーブを利用する場合、直接腸に効くのはお茶のように飲むことです。
生のハーブをお湯に浮かべてもよいですし、手軽なティーバッグの形で市販されているものを利用してもよいでしょう。
便秘解消におすすめのハーブにはこんなものがあります。
●タンポポ
タンポポコーヒーはよく知られていますが、これは根っこを乾燥させて刻んだもので入れるお茶です。
おだやかな下剤効果や利尿作用があります。
便秘に悩む妊婦さんがコーヒーの代わりに飲むこともあります。
●カモミール
花の部分を使います。
胃腸の調子を整え、ストレス解消、不眠症にも効果ありです。
からだを温める効果もあるので、入浴剤としても利用価値があります。
●フェンネル
種子をスパイスとして利用します。
腸の蠕動運動を整え、また利尿作用と食欲抑制作用もあるので、ダイエットにはおすすめです。
●ミント
腸の蠕動運動を整えるので、フェンネルと同様にけいれん性の便秘におすすめです。
ハーブティーを入れる時間を過ごすことで気分転換にもなり、便秘解消、ストレス解消の一石二鳥です。
しかしハーブティーは癖になることもあるので、毎日習慣づけて飲むよりは、いざというときの手段としてとっておいた方が無難かもしれません。
また、熱が出たとき、咳が止まらないとき、下痢をしたとき、やけどをしたときなどには、昔から民間薬が使われて来ました。
今でも市販の薬を使わずに、民間療法で治している人もいることでしょう。
民間薬の中で、便秘解消法としても利用できるのが薬草茶です。
今でも野山や川原に行って薬草を採取し、家で干して使っている家庭もあることと思います。
しかし最近ではドラッグストアなどで薬草茶がティーバッグとして市販され、簡単に飲めるようになりました。
すぐ飲める状態で缶入りやペットボトル入りのものまであります。
ただ、薬草の種類によって体質に合わないこともあります。
センナや白桃花には少量で強力にお腹を下す作用があるため、便秘に効果があるとは言えかなりからだに負担を強いることになりますので専門家に相談した上での飲用がよいかと思います。
また普段から家庭で干して利用している人も多いドクダミにも刺激性があります。
何ごともそうですが、便秘解消法として有効という情報を聞くと、そればかりを飲み続けたり食べ続けたりする人もいます。
効果があっても、そればかりを大量に摂っていると逆にからだに悪いのです。
中には健康茶として毎日飲み続けることで体調が維持できているという人もいると思いますが、適量が大切です。
薬草茶は飲み続けるとくせになってしまうこともあります。
これを飲まないと便が出ない、ということになってしまわないよう、ほどほどに飲んでくださいね。